竹ノ塚事故

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050905-00000075-kyodo-soci

東京都足立区の東武伊勢崎線竹ノ塚駅の踏切で4人が死傷した事故をめぐり、業務上過失致死傷罪に問われた元踏切保安係小松完治被告(52)=懲戒解雇=の公判が5日、東京地裁(入江猛裁判長)であり、元同僚の男性(45)が、内規に反して遮断機を上げる操作を「約18年前に着任して以来やっていた。保安係同士では『勝負をかける』と呼んでいた」と生々しく証言した。
 男性は弁護側証人として出廷。証言によると、本来上げてはいけない時にロックを解除して遮断機を上げる操作を「1987年に竹ノ塚駅の踏切に着任した当時にほとんどの人がやっていた。先輩からの指示はなく、自分なりに見よう見まねで覚えていった」という。

この事故で住民は「日頃から危ないと思っていた」と証言したらしい。
じゃあ住民たちは「勝負をかけた」ときに一度たりとも渡らなかったのか?
それは無理だろう。しかもこういう問題は住民たちがどう工夫しても解決はしない。
しかし、本来ならば遮断機が閉まっている間だったのだから、渡るときには左右を確認するべきだったと思う。
保安係がやったことは厚意だ。勿論「勝負をかける」という言葉は不謹慎極まりないし、
厚意でやった事でも事故が起これば保安係の責任であり、
何より犠牲者は保安係によって“殺された”と言うことになる。
しかしマスゴミの、保安係が人でなしみたいな言い方は全くもって許せない。
犠牲者のご冥福をお祈りすると共に一刻も早い対策を願ってやみません。