インプレッサ、車両をモディファイし夏場からのSUPER GT参戦目指す

http://www.subaru-msm.com/news/060318_2.html

SUPER GTシリーズGT300クラスにSUBARUインプレッサで参戦しているCUSCO RACINGは、06年は初戦からの参戦を見送り、第5戦SUGOラウンドを目標に、新レギュレーションに沿った車両の開発に専念することになった。

 インプレッサのGT仕様は、量産車をベースとしており、車高の高さや前面投影面積の広さなどで他のスポーツカーベース車に比べ空気抵抗が大きい。チームではトランスアクスル(デフとミッションを一体)化しリヤに設置するなど重量配分に工夫し、低中速コーナーでのスピードでは勝るものの、ストレートスピードではどうしてもライバルの後塵を拝することが少なくなかった。また、STIWRC(世界ラリー選手権)参戦で得たノウハウを、低重心の水平対向EJ20ターボエンジンのチューニングや冷却系に反映してきた。しかし、ここ最近のSUPER GTは、レギュレーションがめまぐるしく変わり、以前のように量産車をベースとしたチームは減り、純粋にレーシングマシンとして開発された車両がシリーズを席巻するようになってきた。従って05年までの車両の延長線上ではインプレッサが本来持つポテンシャルを発揮できることは難しく、チームは、前半戦を休んで新たなレースカーの開発に専念することにした。

どんなマシンが出来上がるのでしょうか?SUPER GTでの活躍が楽しみです。